基本用語
ビットコインドミナンス
暗号資産の総時価総額のうちビットコインが占める割合。市場の資金がどこに向いているかを1つの数字で表す。
ドミナンスは、暗号資産全体の時価総額に対するビットコインの比率です。ビットコインだけで市場の半分前後を占めており、イーサリアムを加えると3分の2近くになります。「暗号資産の相場」と言われるものは、実態としてこの上位数銘柄の値動きです。
使い方は方向の把握です。ドミナンスが上がる局面は、資金がアルトコインからビットコインへ退避しているか、新規資金がまずビットコインに入っている状態。下がる局面は資金がアルトコインに回っている状態で、いわゆる「アルトシーズン」の根拠として使われます。
注意点が2つあります。第一に、分母には無数の無名トークンが含まれるため、新規発行が増えるだけでドミナンスは下がります。第二に、ステーブルコインの時価総額も分母に入るため、市場全体からの資金流出局面でも数字が動きます。単独で売買判断に使える指標ではありません。ヒートマップで面積として見ると偏りが直感的にわかります。