ビットコイン半減期カウントダウン|次回2028年の予想日と残りブロック数
ビットコインの半減期(halving)は、マイニング報酬が半分になるイベントです。約21万ブロックごと、おおよそ4年ごとに起こり、新規発行のペースが機械的に落ちていきます。次回はブロック1,050,000で、報酬は3.125BTCから1.5625BTCになります。
予想日は平均ブロック生成時間を10分として計算しています。実際の日付はネットワークのハッシュレートによって前後します。
半減期とは何が起きるイベントなのか
ビットコインでは、約10分ごとに新しいブロックが承認され、そのたびに新しいビットコインが発行されてマイナーに渡ります。この発行量が21万ブロックごとに半分になる、というルールが最初から決められています。
重要なのは、これが「誰かが決める」ものではないという点です。中央銀行の政策決定のように会議で決まるのではなく、ブロック高が一定の数に達したら自動的に切り替わります。だから予想日はブロックの進み方から計算でき、ネットワークのハッシュレートによって前後します。
これまでの半減期
| 回 | 時期 | ブロック | 報酬(変更後) |
|---|---|---|---|
| 1回目 | 2012年11月 | 210,000 | 25 BTC |
| 2回目 | 2016年7月 | 420,000 | 12.5 BTC |
| 3回目 | 2020年5月 | 630,000 | 6.25 BTC |
| 4回目 | 2024年4月 | 840,000 | 3.125 BTC |
| 5回目(予定) | 2028年ごろ | 1,050,000 | 1.5625 BTC |
「半減期が来れば上がる」と考える前に
過去4回の半減期のあと、いずれも大幅な価格上昇がありました。この事実から「半減期は上昇の合図」という説明が繰り返されます。データを扱うサイトとして、そのまま受け取らないほうがよい理由を挙げます。
- サンプルは4回だけです。4つの観測から周期性を結論づけることはできません。しかもその4回は、暗号資産という資産クラス自体が無名から機関投資家の対象へ変わっていく過程と完全に重なっています。
- 日付は誰でも知っています。半減期は数年前から確定しているイベントで、驚きの要素がありません。効率的な市場であれば、確定した将来の供給減は事前に価格に織り込まれます。
- 供給側のインパクトは回を追うごとに小さくなります。1回目の半減期は年間の新規発行を大きく減らしましたが、5回目の半減期で減る量は既存の流通量に対してごくわずかです。
- 半減期の後には下落局面もありました。「半減期の後に上がった」と言えるのは、その間に大きな下落を挟んでいることを無視した場合です。実際の各年の値動きは年別リターンの表で確認できます。
マイナーにとっての意味
報酬が半分になると、マイナーの収入は(価格が変わらなければ)半分になります。採算が合わなくなった設備は停止し、ハッシュレートは一時的に下がります。その後、難易度調整によって残ったマイナーの採算が改善し、徐々に回復します。この調整は約2週間ごとに自動で行われ、ブロック生成間隔が10分前後に保たれる仕組みになっています。
長期的には、マイナーの収入源はブロック報酬から取引手数料へ移っていきます。2140年ごろに新規発行はゼロになり、それ以降は手数料だけがマイナーの収入になります。
よくある質問
予想日はどのくらい正確ですか?
ブロック生成間隔を平均10分として計算しているため、数日程度の誤差が出ます。ハッシュレートが上がれば早まり、下がれば遅れます。近づくにつれて精度は上がります。
半減期の日に何か手続きが必要ですか?
保有者側にすることは何もありません。取引所のアカウントやウォレットの残高が変わることもありません。変わるのは新規に発行される量だけです。
イーサリアムにも半減期はありますか?
ありません。イーサリアムは発行上限も半減期も持たない設計です。ただし2021年の EIP-1559 以降、手数料の一部が焼却(バーン)される仕組みが入り、利用が多い時期には供給が減ることがあります。仕組みはまったく別物です。
半減期に合わせて買うべきですか?
当サイトは特定の売買を勧めません。上に書いたとおり、日付が既知のイベントに対する「イベント投資」は、市場が織り込んでいる可能性を考える必要があります。免責事項もご覧ください。