取引と注文
スリッページ
想定した価格と実際の約定価格のずれ。板が薄い銘柄や急変時、そして自分の注文が大きいときに発生する。
スリッページは、注文を出した時点で見えていた価格と、実際に約定した価格の差です。原因は2つ。①注文を出してから約定するまでに価格が動いた、②自分の注文が大きすぎて板の複数の価格帯を食った。後者は「自分の買いで自分の買値を押し上げている」状態です。
影響は銘柄の流動性に強く依存します。ビットコインで数十万円の注文なら無視できますが、時価総額の小さい銘柄では同じ金額で数%動くことがあります。DEXでは許容スリッページを自分で設定でき、大きく取ればほぼ確実に約定する代わりに、悪い価格で約定するリスクを受け入れることになります。許容幅を大きく設定した注文を狙い、その前後に自分の注文を挟んで差額を取る「サンドイッチ攻撃」も存在します。
減らす方法は、指値注文を使う、大口を分割する、流動性の厚い時間帯に出す、板の厚い銘柄を選ぶ。急変時に成行で飛び込むのが、最もスリッページを払う行動です。