取引と注文
中央集権型取引所(CEX)
事業者が顧客資産を預かり、板と口座を運営する取引所。国内では金融庁への登録が必要で、登録の有無が保護の分かれ目になる。
CEX(Centralized Exchange)は、企業が運営する取引所です。日本円を入金し、口座内で売買し、事業者が秘密鍵を管理します。利用者はブロックチェーンを直接触りません。国内で暗号資産の交換業を行うには資金決済法にもとづく金融庁への登録が必要で、登録業者は顧客資産の分別管理などの義務を負います。
同じアプリの中に、性質のまったく違う2つの売買方法が併存しているのが日本の特徴です。販売所は運営会社が売買の相手になる形式で、手数料は無料と書かれていてもスプレッドが実質コストになります。Coincheckは自社の説明で販売所の「手数料相当額」を0.1〜5.0%(一部銘柄2.0〜6.5%)と開示しています。取引所(板取引)は利用者同士が板で売買する形式で、手数料は0.0〜0.15%程度です。金額が増えるほど差は無視できません。
海外のCEXは扱う銘柄も機能も多い一方、日本居住者向けに無登録で勧誘することは認められていません。トラブル時に日本の法律にもとづく対応を期待できない点が最大の違いです。国内取引所の比較で登録番号と手数料をまとめています。