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シードフレーズが漏れたときの最初の10分|順番を間違えると全部持っていかれます

シードフレーズを他人に見られた、あるいはどこかに入力してしまった。その時点で、そのウォレットの中身はすべて相手のものになり得ます。

やることの順番だけで結果が変わります。最初にやりがちな行動が、いちばん無意味な行動です。

以下は一般的な解説です。状況によって最適な対応は変わります。

まず前提を一つ

シードフレーズは12語または24語の単語列で、そのウォレットのすべての秘密鍵がここから計算で導かれます。パスワードのような追加の壁はありません。

だから同じ単語列を別のアプリに入れれば、同じ残高がそのまま出てきます。持ち運べることが利点であり、そのまま弱点です。用語はシードフレーズにまとめています。

最初の10分でやること

相手はすでに自動監視のスクリプトを走らせていると考えてください。実際そうです。

1. 同じフレーズから作った別のアカウントに移さない

これが最も多い致命的な間違いです。「アカウント2」も、別のチェーンの残高も、すべて同じフレーズから生成されています。その中で動かしても、相手の手が届く範囲から一歩も出ていません。

2. 先に新しいウォレットを別の端末で作る

新しいフレーズを紙に控えてから、古いほうに触れます。端末自体が汚染されている可能性があるなら、別の端末を使ってください。

3. 金額の大きいものから動かす

少額で試したくなりますが、その数分が勝負です。いちばん大きい残高から送ってください。

4. ガス代を抜かれる罠

攻撃側は、送金手数料用の通貨が着金した瞬間に抜き取るボットを走らせていることがあります。すると救出のための取引そのものが出せません。

この状態は個人では手が出ません。専門の業者が使う手段はありますが、自分で探した相手にだけ連絡してください。向こうから接触してきた業者は例外なく二次被害です。

5. 承認の取り消しは資産を逃がした後で

トークンの承認取り消しは重要ですが、手数料と時間を使います。残高の退避が先です。

助からないもの

  • ロック期間のあるステーキング|解除に数日かかるなら、解除された瞬間に相手がいます。
  • NFT|ガス代を抜かれる速度によっては間に合いません。
  • すでに送られたもの|取引は取り消せません。

日本での相談先

資産を逃がした後、または間に合わなかった後にやることです。

  • 取引所が絡むなら、その業者のサポートへ即座に連絡|口座からの出金であれば止められる場合があります。連絡先は必ず公式サイトから開いてください。
  • 都道府県警察のサイバー犯罪相談窓口|各都道府県警のサイトに窓口があります。
  • 記録を残す|アドレス、トランザクションハッシュ、やり取りの画面。後から集めるのは困難です。

「取り返します」と連絡してくる相手には応じないでください。手口は詐欺の見分け方にまとめたものと同じです。

そもそも起きにくくする

ウォレットを用途で分け、別々のフレーズで作ってください。

保管用は何にも接続しない。日常用にはその週に失っても困らない額だけ置く。こうしておくと、事故が起きても被害は日常用の分で止まります。

保管方法そのものはハードウェアウォレットの判断、取引所側の設定は口座を守る設定にあります。

いま確認すること

まだ何も起きていないなら、今日ひとつだけ確認してください。シードフレーズの写真やテキストが、インターネットに同期される場所に残っていませんか。

写真フォルダ、メモアプリ、メールの下書き、パスワード管理ソフト。心当たりがあるなら、新しいウォレットへ移してから消す——この順番です。

よくある質問

取引所に預けている分も危ないですか。

取引所の口座はIDとパスワードと二段階認証で守られており、シードフレーズとは別の仕組みです。ただし同じ場所にメモしていたなら、そちらも変更してください。

フレーズを1語だけ見られました。

単語の総数と順序を考えると、1語だけで復元されることはまず考えられません。ただし何語見られたかを正確に把握できないなら、移すほうが安全です。

新しいフレーズも同じように漏れませんか。

漏れた原因を直さなければ同じことが起きます。入力してしまったサイト、保存していた場所、使っていた端末のどれが原因かを先に特定してください。

この記事は情報提供のみを目的とした一般的な解説で、法務・投資の助言ではありません。実際の対応は状況により異なります。被害にあった場合は速やかに警察および関係業者へご相談ください。免責事項

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