ビットコイン積立の本当のコスト|10年でいくら差がつくか
国内取引所の積立サービスは手軽ですが、多くが販売所形式です。毎月1万円を10年続けた場合に形式の違いで生じる差を計算し、自分で板取引する場合との比較と、記録…
国内取引所のアプリには、性質のまったく違う2つの売買方法が並んでいます。販売所と取引所(板取引)です。どちらも「ビットコインを買う」画面ですが、実質コストは桁が違います。そして販売所のほうが目立つ場所に置かれています。
この記事の数字は、各社が自社サイトで開示しているものだけを使います(2026年7月31日に確認)。
販売所は運営会社が売買の相手になる形式です。取引手数料は無料と書かれていることが多いのですが、買値と売値に差(スプレッド)が設定されていて、これが実質的な手数料になります。
この点をもっとも明確に開示しているのはCoincheckです。同社は手数料ページで、販売所の「手数料相当額」を0.1〜5.0%(一部の銘柄は2.0〜6.5%)としています。これは片道の数字なので、買って売れば往復でこの倍かかります。
他社も同様の構造ですが、率を明示していない場合が多く、その場合は画面の買値と売値を自分で見比べるしかありません。販売所の画面で買値と売値を並べて確認するのは、コストを知るための唯一確実な方法です。
板取引は利用者同士が板で売買する形式で、手数料が率で明示されています。2026年7月31日に各社の公式ページで確認した水準(基準となる区分)は次のとおりです。
マイナスの数字は、メイカー(板に注文を置いて待つ側)が手数料を受け取ることを意味します。板に流動性を供給する行為が優遇されているためです。
10万円分のビットコインを買い、価格が動かないまますぐ売った場合に消える金額です。
差は10倍から20倍です。1回なら数千円ですが、月に数回売買すれば年間で数万円になります。積立のように毎月買う人ほど累積が効きます。
あります。否定するための記事ではありません。
取引手数料という項目が0であることは事実です。ただしスプレッドという別の形でコストが発生します。Coincheckが「手数料相当額」という言葉で0.1〜5.0%を開示しているのは、この構造を説明したものです。
価格が急変している時間帯、流動性の薄い銘柄、早朝や連休中です。同じ銘柄でも時間帯によって差が出るため、注文前に画面で確認するしかありません。
いいえ。金融庁の登録があるか、扱っている銘柄、円の入出金手数料、送金の対応状況(トラベルルール)も実務に影響します。国内取引所の比較で各項目をまとめています。
2026年7月31日に各社の公式ページで確認した、基準となる区分の料率です。手数料は改定されるため、実際に取引する前に公式ページで確認してください。
当サイトは情報提供のみを目的としており、特定の取引所の利用を推奨するものではありません。手数料は変更される可能性があります。免責事項
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