ブロックチェーンの仕組み
スマートコントラクト
ブロックチェーン上で自動実行されるプログラム。条件どおりに動く代わりに、バグも仕様どおりに実行される。
スマートコントラクトは、ブロックチェーン上に配置され、条件が満たされると自動的に実行されるプログラムです。「AがXを送ったらBにYを渡す」という処理を、仲介者なしに実行します。DEX、DeFi、NFTはすべてこの上に成り立っています。
「契約」という訳語は誤解を招きます。法的な契約書ではなく、コードです。したがってバグも仕様どおりに実行されます。過去に数百億円規模の資金がコードの欠陥で流出した事例が複数あり、多くの場合、取り消す手段はありません。監査を受けているかどうかは確認すべき情報ですが、監査済みのコントラクトも侵害されています。
もう一つの落とし穴が管理者権限です。「分散型」を名乗るプロトコルの多くに、開発者が資金を移動したり停止したりできる権限が残っています。コードが公開されていること(オープンソース)は、誰かが実際に読んで検証したことを意味しません。