ブロックチェーンの仕組み
ハッシュレート
ネットワーク全体の計算能力の合計。高いほど攻撃コストが上がり、チェーンの安全性が増す。
ハッシュレートは、マイニングに投じられている計算能力の総量です(EH/s=毎秒100京回などの単位で表されます)。この数字が高いほど、過去の記録を書き換えるために必要な設備と電力が増え、51%攻撃が非現実的になります。
読み方の注意点として、ハッシュレートは価格の先行指標ではありません。因果はむしろ逆で、価格が上がるとマイニングの採算が改善し、設備が増えてハッシュレートが上がります。「ハッシュレートが最高値だから価格が上がる」という説明は、順序が入れ替わっています。
関連する概念が難易度(difficulty)です。ビットコインは約2週間ごとに難易度を自動調整し、ハッシュレートが増減してもブロック生成間隔を約10分に保ちます。半減期直後にマイナーが撤退すると、次の調整で難易度が下がります。