レバレッジ2倍の国で清算データを見る意味
国内の暗号資産レバレッジは個人2倍が上限で、清算の大半は海外の高倍率取引で起きています。それでも現物しか持たない人が清算データを見る理由と、実際の読み方を整…
国内取引所の価格が海外より高くなる現象を「Japan premium」と呼びます。過去には無視できない差が出た局面もありました。似た現象は韓国でも「Kimchi premium」として知られています。
差があること自体は事実です。ただし、それを取りにいく裁定取引が個人にとって成立するかは別問題です。この記事はその条件を具体的に洗い出します。
暗号資産は世界中で取引されていますが、市場は完全には繋がっていません。国内価格が海外より高くなる要因は主に次のとおりです。
「国内が高い、海外が安い」を利益にするには、海外で買って国内で売る必要があります。実行手順を並べると、必要な条件が見えてきます。
100万円で3%の価格差を取りにいく想定で、コストを積み上げます。
手数料だけなら残りますが、価格変動リスクが利益と同じ桁にあります。つまりこれは裁定ではなく、方向を当てる取引に近くなります。加えて、実際に大きな差が出るのは流動性の薄い銘柄で、そこではスリッページが想定額を削ります。
大きな差が長時間残らないのは、業者やアルゴリズムが同じことを常時やっているからです。個人が手作業で見つけられる差は、たいてい実行コストを引くと消えます。
裁定に使えなくても、価格差の観察には意味があります。
当サイトでは常時の乖離率を公表していません。集計値は価格一覧で確認できますが、これは国内取引所のレートではないため、比較には自分が使う取引所の板を見る必要があります。数字を出すなら測定方法を明示すべきで、それができていないものは書かない方針です。
価格だけで判断できません。日本居住者向けに無登録で勧誘することは認められておらず、トラブル時に日本の法律にもとづく対応を期待できません。円の入出金もできないため、送金コストが加わります。
「価格差で確実に利益が出る」と勧誘するものには注意してください。上記のとおり、実行には資金・時間・限度額の制約があり、確実な利益という説明と両立しません。
当サイトは情報提供のみを目的としており、投資助言を行いません。海外への資金移動には法令上の確認事項が伴う場合があります。免責事項
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