ブロックチェーンの仕組み
ブリッジ(クロスチェーン)
異なるチェーン間で資産を移す仕組み。暗号資産の歴史上、最も多額の資金流出が起きている領域。
ブリッジは、あるチェーンの資産を別のチェーンで使えるようにする仕組みです。多くの場合、元のチェーンで資産をロックし、移動先で同量の代替トークンを発行します。移動先で受け取るのは元の資産そのものではなく「預かり証」に近いものです。
ブリッジは最大の攻撃対象です。大量の資産が1つのコントラクトに集まる構造上、過去に数百億円規模の流出が複数回発生しました。預かり資産が抜かれれば、移動先の代替トークンは裏づけを失い価値が消えます。使う場合は、そのブリッジが誰に管理され、資産がどう保管され、監査履歴があるかを確認してください。
実務的には、取引所を経由するほうが安全な場面が多くあります。国内取引所から目的のチェーンに直接出金できるなら、ブリッジを使う理由はありません。L2への移動では、公式ブリッジと第三者ブリッジで信用の前提が違うことにも注意してください。