ブロックチェーンの仕組み
ERC-20
イーサリアム上のトークン規格。共通の作法に従うため、ウォレットや取引所が個別対応なしに扱える。
ERC-20は、イーサリアム上で発行される代替性トークン(同じもの同士が交換可能なトークン)の規格です。残高照会、送金、送金許可といった関数の名前と挙動が定められているため、ウォレットや取引所は個別対応せずに新しいトークンを扱えます。USDT、USDC、UNIなど多数のトークンがこの規格です。
知っておくべき実務上の性質が3つあります。①送金手数料はETHで払う(ガス代)。②誰でも数分で発行できるため、同名の偽トークンが必ず存在します。判別は契約アドレスのみ。③承認(approve)という仕組みがあり、コントラクトに使用許可を与える操作が資産流出の主要な経路になっています。
代替性のないトークンの規格はERC-721(NFT)です。他のチェーンにも同種の規格があり、名前が違っても構造は似ています。